名古屋市名東区 太もも外側の痛み、痺れがある。それって外側大腿皮神経のせい?!
こんにちは、ARCH Village の遠藤佑弥です。
私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのARCH Village に務めており、アスレティックトレーナーの資格を持っています。
アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質向上、怪我のリハビリ、パフォーマンスアップなど、運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の 1 つです。
また、高校生の男子サッカー部に帯同しております。
・太ももが痺れたり、痛みが出る方へ
太ももが痺れると皆さんは何が原因だと想像しますか?
病院に行っても特に異常はないし診断がはっきりせず、セルフケア(ストレッチなど)をしてもなかなか改善しない。
そんな方は是非最後まで読んでいただき、少しでも力になれればと思います。
・原因
外側大腿皮神経(がいそくだいたいひしんけい)が原因かもしれません。
・正面から
・外側から
画像:プロメテウスより引用
※青線が外側大腿皮神経
外側大腿皮神経とは股関節の前を通り太ももの外側まである神経です。
なので何らかの原因で外側大腿皮神経にストレスを与えてしまうと痺れや痛みが出てしまいます。
その原因は、
筋肉の硬さと考えます。
硬くなっているであろう筋肉を上げると、太もも周りの筋肉「外側広筋、大腿筋膜張筋、内転筋など」色々な筋肉があります。
・外側広筋
・大腿筋膜張筋
・内転筋群
ここで注目するのは内転筋「内ももの筋肉」です。
外側の痺れや痛みなのに、なんで内転筋なの?と思う方がたくさんだと思います。
内転筋は脚を内転「内側に閉じる」、内旋「内側に捻る」という役割があります。
画像:プロメテウスより引用
内転筋が硬くなると脚に対して骨盤が外へ行きやすくなります。
想像しにくいと思うので立っている状態での写真を見てください。
※青チューブ:筋肉
ピンク風船:神経
神経は筋肉と並行して走行していたり、筋肉を貫通して走行しています。
なので脚に対して骨盤が外側へ行くと筋肉などに圧迫され、神経が刺激させ痛みや痺れが起きてしまいます。
・セルフケア
リリース(ほぐし)→ストレッチ→トレーニングの順番で行ってください。
なぜこの順番なのか?
①硬くなっている筋肉を柔らかく動かしやすくするためにリリースを行う
②柔らかくなった筋肉を正しい長さに戻すためストレッチを行う
③適切な状態で筋肉が力発揮できるようにトレーニングを行う
・内転筋リリース
グリットや少し硬いボール(テニスボール、ラクロスボール)を使います。
うつ伏せになり、ほぐす方の脚を曲げます。
内ももと床の間にグリットかボールを入れ左右に動き筋肉をほぐしていきます。
1分間行ってください。
・内転筋ストレッチ
ベットやソファーの端に座ってください。
ストレッチを行う脚をベットやソファーにのせてつま先を上へ向けてください。
背筋をまっすぐにし、脚の付け根から身体を曲げてストレッチを行なってください。
20秒を2セット。
・内転筋スクワット
脚を肩幅より広く広げ、つま先を斜め45度に開いてください。
上半身を真っすぐのままお尻を真下に下ろすように動きます。
この時に膝をつま先と同じ方向に開くようにおこなってください。
戻るときは足裏全体で地面を押し身体を持ち上げてください。
この3種目を1日2セット程度行ってください。
・まとめ
内転筋の硬さがあると脚に対して骨盤が外側へ行きやすくなります。
凸になることによって、外側大腿皮神経が圧迫され痛みや痺れが出てしまいます。
なので、内転筋の硬さをとることが大切です。
外側が痛いからと言って外側の筋肉だけアプローチしてもなかなか治らないケースもあると考えます。
根本から治す必要があります。
私たちは姿勢や歩行などを評価し、根本から治していくのを得意とします。
今までなかなか治らない痛みや身体の悩みを是非相談してください。
私たちと一緒に身体を治していきましょう。
ARCH Village
名古屋市名東区宝ケ丘285 藤が丘スカイマンション1階
℡ 052-773-2990
アスレティックトレーナー 遠藤佑弥